7月の記録的な大雨で崩落した宮城県大崎市の丸山橋の近くに仮設の橋が完成し、約1カ月半ぶりに通行が可能となりました。
大崎市岩出山の蛭沢川に架かる丸山橋は、7月15日からの記録的な大雨で4本の橋脚のうち2本が流され崩落しました。
国が20メートルほど上流につくっていた仮設の橋が完成し、9日午前10時から通行可能となりました。
仮設の橋は組み立て式で、長さ30メートル、幅4メートルで車は交互通行となります。
現場周辺は水田が広がる地域で、地元の農家は稲刈りのシーズンまでに仮設の橋を完成させてほしいと市に要望していました。
農家「20日ごろから稲刈りが始まるので、農家の一大事業なので本当に素晴らしい橋だと感謝しております」
丸山橋の復旧工事について、大崎市は2023年春の着工を目指していて、2025年3月の完成を予定ています。