仙台育英高校硬式野球部の甲子園初優勝を記念し、仙台市青葉区の百貨店で優勝旗などが展示され、多くの人が訪れています。

 青葉区の藤崎では、仙台育英高校の優勝をたたえようと9日から企画展が始まり、東北に初めてもたらされた深紅の大優勝旗が飾られています。

 坪谷歩香記者「白河の関を越えた深紅の大優勝旗です。近くで見ると迫力があります」

 会場には、優勝の楯や選手のユニフォーム、甲子園の戦いの軌跡を示すパネル写真なども展示されていて、午前中から多くの人が訪れていました。

 「(優勝旗は)厚みがあってやっぱり重たいなっていうのが持たなくても分かりました」「生きているうちに深紅の大優勝旗を見ることができて涙が出そうでした。本当にありがとうございますの言葉しかありません」

 仙台育英高校硬式野球部須江航監督「東北の皆さん、仙台や宮城の皆さんと一緒に戦ったと私たちは思っていますので、一緒に戦って勝ち上がってきた軌跡を見ていただきながら、喜びや感動を分かち合うような形でご覧いただけたらなと思います」

 この企画展は、青葉区一番町の藤崎本館で11日まで開かれています。