11日から始まった全国旅行支援は、制度が分かりにくいこともあり、宿泊施設などから宮城県のキャンペーン事務局への問い合わせも殺到しています。

 上野比呂企リポートアナウンサー「みやぎ宿泊割キャンペーン事務局です。時刻は受付開始の午前10時を過ぎました。次々と電話が鳴り始め、スタッフの皆さんが対応しています」

 事務局では、県の委託を受けたスタッフ約20人が、14日も宿泊事業者や旅行代理店などからの問い合わせに追われていました。

 全国旅行支援が始まって以来、受付開始時間の午前10時から午後5時まで電話が鳴りやまない状況ということです。

 みやぎ宿泊割キャンペーン事務局植松昭博さん「11日は1日700件位。少し落ち着いてきても500件くらい位。反響はかなり違っていると思います」

 特に多い質問は、旅行代理店からは「宮城県内で補助を受けるための条件を確認したい」、宿泊事業者からは「補助はまだ受けられるのか」などで、通話時間は10分以上かかる時もあるということです。

 担当者「県ごとに同意書が違ったとかいろいろあったりするらしく、その辺で(県外の旅行代理店の皆さんは)相当混乱していると思います」

 事務局は、来週からは関係者に内容が浸透し、問い合わせ件数は減ると見ています。

 みやぎ宿泊割キャンペーン事務局植松昭博さん「日々電話がつながりにくいというところでの皆さんのストレスもあるかと思いますけど、こちらも改善しまして皆さんのご期待に添えるように精一杯頑張りたいと思います」