11月9日から始まる秋の全国火災予防運動を前に、仙台市若林区の幼稚園で防火訓練が行われ、子どもたちが避難経路などを確認しました。

 若林区のドリーム幼稚園で行われた訓練は、事務室の給湯器から出火したという想定で行われ、園児と教職員約260人が参加しました。

 非常ベルが鳴ると、園児は教職員の指示のもと非常階段や非常滑り台を使って園庭まで避難し、それぞれの教室からの避難ルートを確認しました。

 教職員は園児が混乱しないよう慌てず的確に指示を出すことなど、避難誘導の際のポイントを確認していました。

 ドリーム幼稚園末屋保広園長「パニックにならずに、大きい声を出さないで、冷静に先生とか大人の指示に従って安全な場所に速やかに逃げることが大切。体にしみこませて教えたいなという思いでやっております」