東北6県の生協連が、この冬の灯油の価格抑制と安定供給などを東北経済局に要請しました。

 東北6県の生協連の幹部らが28日、東北経済産業局を訪れ家庭用灯油に関する要請書を提出しました。

 要請書では、生活必需品である灯油の安定的な供給体制を確保し価格の抑制を図ることや、低所得者や年金生活者などに対する支援などを求めています。

 また、過疎地などへの供給拠点の維持と配達業者への支援なども要請しました。

 宮城県生活協同組合連合会野崎和夫専務理事「私どものような寒い地区において本当に生活必需なので、要請させていただいております」

 みやぎ生協の今年の配達灯油の暫定価格は18リットル当たり2052円と、前年の同じ時期と比べ288円、その前の年と比べると576円高く、過去最高値となっています。