たばこの煙を喫煙者以外の人が吸ってしまう受動喫煙を防ごうと、仙台市青葉区は区内の公園でキャンペーンを始めました。
16日、青葉区役所の職員らが勾当台公園で喫煙者にチラシを手渡し、受動喫煙の防止を呼びかけました。
2020年4月に改正健康増進法が施行され、官公庁は原則敷地内禁煙となり、企業などは原則、屋内禁煙となりました。
そのため、平日の昼休みを中心に公園に喫煙者が集まるようになり、大量の煙などに対して公園の利用者や周辺の住民から受動喫煙を心配する声が寄せられているということです。
青葉区では、喫煙者に対して子どもなどが周囲にいる場合にはたばこを吸う時間をずらすなど、受動喫煙を防ぐための配慮をしてほしいと呼びかけています。
青葉区公園課鈴木江美子課長「皆さんが少しずつ気配りをしていただくことで、いい公園になると思いますので少しずつの気配りを是非お願いしたいと思います」
受動喫煙防止キャンペーンは、勾当台公園を含む青葉区内の5つの公園で12月14日まで実施します。