国際線が順次、再開される中、仙台空港の近くのレンタカー店では外国人観光客の予約が、新型コロナの感染が拡大する前を上回る状況となっています。

 坪谷歩香記者「仙台空港近くのこちらのレンタカー店では、国際線の再開に合わせ既に外国人利用客の予約が入っているということです」

 こちらの店舗では、1月18日の仙台−台北便の定期便再開に合わせて台湾や香港からの旅行客の予約が増えています。

 予約数はコロナの感染が拡大する前の2019年1月と比べて1割から2割ほど多いということで、中国のゼロコロナ政策の緩和や円安の影響もあるとみています。

 トヨタレンタリース宮城仙台空港店小林雅哉店長「約3年ぶりの再開ということで、まずは大変喜ばしいことだと思います。やはり国内の方と比べるとレンタカーの利用日数が長いので、売り上げ的な面でも大きく期待できるとこるだなとは思っています」

 一方で、コロナ禍に入社した社員への対応は急務です。

 トヨタレンタリース宮城仙台空港店小林雅哉店長「実際に外国の方を接客したことがないというスタッフもおりますので、そこら辺については研修を開催するなり、マニュアルを一緒に復習しながら外国の方をお出迎えできるような体制を備えて準備進めているところです」