国際線定期便の再開に合わせて農林水産省の動物検疫所は、仙台空港で輸入禁止畜産物の持ち込み防止を呼び掛けるキャンペーンを行いました。
仙台空港の国際線出発ロビーでは、動物検疫所や宮城県の職員らが台北便の利用者に対し、宣伝チラシの入ったティッシュを配って輸入禁止畜産物などを日本に持ち込まないよう注意を促しました。
日本では、家畜への伝染病を防ぐため海外のほとんどの国から肉製品の持ち込みを禁止していますが、新型コロナ感染拡大前の2019年には全国で約11万品の輸入禁止品が没収されています。
動物検疫所北海道・東北支所仙台空港出張所杉浦千尋所長「楽しく海外旅行をしていただいて、最後に空港でお土産を持って入れないということで悲しい思いをしていただかないように、元々持ち込みができないものを知っていただくことが大事かなと思っています」