仙台空港の国際線定期便が再開したことについて、宮城県の観光関係者は「インバウンドの本格的な復活につながってほしい」と期待を高めています。

 アクアイグニス仙台平間雅孝支配人「率直に非常に待ち望んでいた。ようやく海外便が仙台空港に到着するということで、大変うれしく思っている」

 仙台市若林区のアクアイグニス仙台は、温泉や飲食店を備えた複合施設で2022年4月のオープン以来、県内や南東北を中心に約75万人の来場者でにぎわいをみせています。

 仙台空港にも近いことから、国際線の再開をきっかけにインバウンドによる集客に結びつけようと、ホームページは中国語やタイ語など4カ国語に対応しています。

 今後は、リーフレットや施設内のデジタル看板の多言語化に加え、スタッフには通訳機能付きのタブレットを携帯させて外国人観光客への接客力を強化します。

 アクアイグニス仙台平間雅孝支配人「ゼロベースのインバウンドだったものが、単純に上乗せという期待を持っています。震災で甚大な被害を受けた場所でもありますので、元気になった姿をより多くの人に見ていただきたいと考えています」