大地震で甚大な被害が出ているトルコを支援しようと、宮城県七ヶ浜町の幼稚園児が町の募金に25万円を寄付しました。

 「トルコに届けてください。よろしくお願いします」

 21日、七ヶ浜町役場を訪れた和光幼稚園の園児10人と園長らは寺澤薫町長に園児や保護者、教職員などから集めたトルコへの寄付金25万円を手渡しました。

 七ヶ浜町には、東日本大震災発生から10日後にトルコの救助隊約30人が訪れ、不明者捜索などの活動をしました。

 支援の恩返しにと七ヶ浜町では、7日から役場の受付など町内3カ所に募金箱を設置して募金を呼び掛けています。

 渡辺俊道園長「(園児と)同世代の子どもたちが、私たちが東日本大震災で受けた苦しみがあると思うので、その子どもたちに少しでも役立てて欲しいと思います」

 七ヶ浜町寺澤薫町長「子どもたちの本当に心温まる、心を込めた募金をしっかりとトルコ共和国のほうへ届くように対応したいと思います」

 khb東日本放送でも、トルコ大地震の被災者支援のためkhbぐりり募金を開設し、仙台市太白区あすと長町にあるkhb本社1階に募金箱を設置しています。

 5月24日まで、平日の午前9時半から午後6時半まで受け付けています。