蔵王に春の足音です。冬の間通行止めとなっている蔵王エコーラインで、4月の開通に向け除雪作業が始まりました。
蔵王町と山形県上山市を結ぶ観光道路、蔵王エコーラインは雪のため2022年11月から閉鎖されています。
春の観光シーズンに向け、蔵王町の澄川ゲートから山形県境までの8.6キロの区間で13日から除雪作業が始まりました。
除雪は、1日に300メートルから500メートルほど進められます。
前田さつき記者「例年はこちらには3メートルほどの雪が積もっているのですが、身長153センチの私と同じくらいの高さとなっています」
今シーズンの降雪量は例年なみでしたが、3月に入ってから暖かい日が続き一気に雪解けが進んだといいます。
積雪は最も高いところで9メートルと、雪の多かった前のシーズンと比べると2メートルほど低くなっていますが、例年通り雪の回廊は楽しめるということです。
佐藤技研坂口昇土木課長「雪と自然を楽しんでいただけるように、沢山のお客さんが来られることを楽しみにしております。雪の壁など美しいところを見に来ていただければと思っています」
蔵王エコーラインは、4月21日午前11時に開通の予定です。