アメリカのトランプ大統領による関税措置を受け、アイリスオーヤマはアメリカ国内での生産体制を強化するため総額1300万ドル、日本円で18億円余りの設備投資を行うことを決めました。
アイリスグループのアメリカの現地法人は、収納用品やペット用品などプラスチック製の生活用品をアメリカ国内4つの工場で生産し供給しています。
関税措置の影響によりアメリカに輸入される製品のコストが上昇するとして、アイリスオーヤマは20日、アメリカ国内の生産体制を強化するため総額1300万ドル、日本円で18億円余りを追加投資すると発表しました。
これまで中国で製造していたペットシーツと医療用マスクの生産をアメリカでも開始し、関税措置の影響を避ける狙いです。
アイリスオーヤマは「今回の設備投資でアメリカ市場における競争力の維持向上を目指す」としています。