たばこのポイ捨てや受動喫煙を防ごうと、大学生らが仙台市の公園に喫煙所を設置することなどを市に要望しました。
要望したのは、まちづくりに取り組む東北工業大学などの学生らで作る市民団体です。
学生らは、青葉区の勾当台公園などで落ちているごみを調べたところ、たばこの吸い殻が多かったことを報告しました。
屋内でたばこが吸える場所が少なくなったことで屋外でたばこを吸う人が増え、吸い殻のポイ捨ても増えたと分析しています。
このため、学生らは市にポイ捨てや受動喫煙を防ぐため公園に喫煙所を設けることやマナー向上のための啓発の強化などを求めました。
市民団体SFG本田明莉代表「喫煙者の方も公園を利用しやすくなるし、吸わない人も安心して公園を利用できるような喫煙所を設けて欲しいと」
市の担当者は「たばこを吸う人も吸わない人も快適に過ごせることが大切。双方が良い形になるように考えていきたい」と述べました。