2月の消費者物価指数が発表され、仙台市の生鮮食品を除いた総合は前の年の同じ月より3.5%上昇しました。電気代などを補助する政府の物価高対策が反映され、上昇率は5カ月ぶりに3%台に縮小しました。
総務省が24日に発表した2月の消費者物価指数は、仙台市で天候の影響で値動きの大きい生鮮食品を除いた総合が104.7と1月より0.9%低く、14カ月ぶりに前の月を下回りました。
前の年の同じ月と比べた上昇率は3.5%と、5カ月ぶりの3%台です。
全体の指数を下げた主な要因として、政府の物価高対策で電気代やガス代への補助が功を奏し電気代は18.7%、ガス代は10.2%前の月を下回りました。
ただ、生鮮食品を除いた食品に限ると前の年の同じ月に比べた上昇率は8.6%と高い水準が続いていて、相次ぐ値上げで18カ月連続の上昇となっています。