被害が相次ぐサポート詐欺の手口を知ってもらおうと、専門学校生が宮城県警の依頼を受けて啓発動画を制作しました。

 県警本部で、啓発動画の完成披露式が行われました。

 動画を制作したのは、ヒューマンアカデミー仙台校で動画制作を学ぶ学生5人です。

 県警は若者の視点で手口を啓発しようと、制作を依頼しました。

 動画では、サポート詐欺の手口と対策が紹介されています。

 サポート詐欺は、警告音や表示で焦らせて金を支払わせるのが目的で実際にはウイルスには感染していません。

 電子マネーを要求されたら詐欺だと考え、冷静にパソコンの電源を消すよう呼びかけています。

 学生たちは、これまで学んだ知識を生かして制作期間5カ月で完成させました。

 動画を制作小嶋彩夏さん「分かりやすく説明した動画になると思うので、少しでも多くこの被害の知識を入れてもらって、日頃から警戒してほしいと思います」

 動画は、10日から宮城県警のホームページで公開されます。