宮城県東松島市では、震災で犠牲になった子どもたちへの追悼の思いを込め「青い鯉のぼり」が掲げられました。

 東松島市の大曲浜地区に掲げられたのは、全国から寄せられたおよそ450匹の青い鯉のぼりです。

 この取り組みの発起人の一人伊藤健人さんは、震災で母親と祖父母そして当時5歳だった弟の律くんを亡くしました。

 青い鯉のぼりは、律君が好きだったもので、伊藤さんらは震災で犠牲になった子どもたちを追悼しようと2011年から青い鯉のぼりを掲げています。

 実行委員会では、このプロジェクトをにぎわいの創出や震災の教訓の伝承につなげていきたいとしています。