新型コロナで落ち込んだ観光の再起を目指して、自治体と観光関連の団体が秋と冬に新たな観光キャンペーンを行います。

 宮城県や仙台市、観光関係者らによる会議が10日に行われ、新型コロナで打撃を受けた観光の再始動に向け2023年度の取り組みを協議しました。

 新型コロナの5類移行で需要の回復が見込まれるため、キャンペーンの重点を春夏の行楽シーズンから秋と冬に移し、1年を通して観光客を呼び込む計画です。

 村井宮城県知事「秋は紅葉、冬は温泉や雪、こういった自然、宮城が持っている自然を最大限生かしたい。それにおいしいグルメ、料理を重ね合わせることによって、また来たいと思えるような旅行商品を作っていきたい」

 キャンペーンでは、新たに鉄道会社と連携した地域の魅力的な場所を巡るツアーなども計画しています。