楽天イーグルスは5日、ドラフト1位ルーキーの荘司が9試合目の登板でうれしいプロ初勝利。お立ち台で両親への感謝を口にしました。

 4月のデビュー戦から約2カ月半、勝ち星をつかめなかった荘司。序盤からストレートが切れていました。力強い投球で上々の立ち上がりを見せます。

 2回ウラ。ランナー1塁で打席にはフランコ。変化球をうまく拾ってタイムリー2ベース。先制に成功するとなおも1点を追加し9番小深田がライト前へタイムリー。この回3点のリードを奪った楽天は、荘司の初勝利を力強く後押しします。

 援護をもらった荘司は4回、2塁1塁のピンチで変化球をうまく打たせてピッチャーゴロ。得点を与えません。

 初勝利の権利を手にして上がった6回のマウンドも圧巻の投球、一発のある杉本をカーブで空振り三振。続くゴンザレスはストレートで2者連続三振。

 荘司は6回無失点の好投で、9試合目でプロ初勝利。毎試合、地元新潟県から応援に駆け付けた両親に感謝の気持ちを表しました。 荘司康誠投手「ずっと新潟から応援しに来てくれたので、感謝の気持ち。お待たせしましたというか、もっとウイニングボール渡せるようにと伝えたいです」