宮城県女川町の球技場に、宮城県で初めて無人でプレーを撮影しリアルタイムで配信できるAIカメラが設置されました。

 AIカメラが設置されたのは2022年に開設されたWACK女川スタジアムで、女川町がNTT東日本などと協力して導入しました。

 4つの無人カメラでフィールド全体を撮影し、搭載されたAIが選手やボールの動きを把握して、的確なサイズや画角を決めて瞬時に映像を切り出します。映像は専用のサイトでリアルタイム配信される仕組みです。

 町はAIカメラの導入によって他のスポーツ施設との差別化を図り、利用者の増加や大会の誘致などにつなげたい考えです。

 NTT東日本石巻営業支店長松林敏彦さん「(女川町に)もっともっといろんな大会ですとか、合宿ですとか来ていただいて、町を盛り上げるというところに寄与できるかなと思っています」