仙台市中心部の商店街で13日夜、灯ろうの柔らかな光で先祖の霊を迎えました。

 この「仙台竹灯り」は、先祖の霊を迎える「迎え火」の風習を復活させようと2004年に始まりました。

 13日は一番町四丁目商店街のおよそ380メートルにわたり、1500本ほどの竹製の灯ろうが並べられました。

 日が落ちて辺りが暗くなり商店街の街灯を消すと、灯ろうを並べて作った図形や文字が浮かびあがりました。

 訪れた人「このハートのところとか、あっちも文字が書かれていたり綺麗だった」

 訪れた人「初めて見て感動した」

 一夜限りの幻想的な灯りに、道行く人たちは足を止めて見入っていました。