宮城県南三陸町志津川の震災伝承施設、「南三陸311メモリアル」には16日、宮城県内外から多くの人が訪れ、災害時に取るべき行動が書かれたパネルや、震災前の南三陸町の様子が映された写真などに見入っていました。

 仙台から訪れた人「お盆休みの最終日なので来ました。自分たちが震災を経験してるのでそれをどういうふうに伝承していけば良いのかなという面でも勉強というか拝見しに来ました」

 横浜から訪れた人「コロナで全然出掛けられなかったのでこういう被災地がやっぱり気にはなっていたので、やっと来る機会が出来たなという思いでした」

 この施設にはお盆期間中連日1000人前後の人が訪れ、中でも14日はおよそ2150人とオープン時に匹敵する来館者があったということです。

 南三陸311メモリアル吉岡一浩さん「一番はコロナの行動制限が緩和されたことではあると思うんですけども、最近いろんな自然災害、大雨などで自然災害に対する備えについて意識が高まってるのかなと思います」

施設では今後も災害について考えてもらうための企画を積極的に行っていきたいとしています。