東北有数のイチゴの産地・宮城県亘理町で、若手の生産者らが栽培方法を学ぶ勉強会が開かれました。
この勉強会は、経験の少ないイチゴの生産者に栽培についての知識を身につけてもらおうと県などが開いたものです。
18日は若手生産者や研修中の人など約40人が参加し、JAや県の担当者から収量を増やす芽の分け方などを学びました。
担当者「この気温、この時期ですとこの1枚の葉が7日から8日に1枚ずつ展開していく」
イチゴは収益性が高く、力仕事も少ないことから若い世代を中心に参入する人が増えているということです。
また、18日は生産者同士の交流を深めようと、栽培方法などを話し合うグループワークも行われました。
生産者(独立4年目)「花芽のこととか勉強することってない、見てもらうだけだったので細かいところまで見られて勉強になりました」
生産者(入社1年目)「自分の会社だと若い人あまりいないので、こういう場で他の会社の方と関われる機会があるとすごく良いなと思いました」こうした勉強会は11月にも行われます。