東京電力福島第一原発の処理水の放出を受け、東京電力が放出後に採取した原発周辺の海水のトリチウム濃度は、いずれも限界値以下だったことが分かりました。

 東京電力の担当者「放出停止判断レベル1リットル当たり700ベクレル、及び調査レベル1リットル当たり350レベル以下を確認と」「放出に伴って、異常な値は出てない低い値になっているということは確認できるかと思っております」

 10カ所で採取された海水のトリチウムの濃度は、いずれも1リットル当たり10ベクレルを下回っていて、放出を停止する判断レベルの1リットル当たり700ベクレルや、調査が必要と判断する1リットル当たり350ベクレル以下だったということです。

 東京電力の担当者「当面1カ月程度は毎日分析を実施してまいりますし、それ以降も総合モニタリング計画に定めました頻度(週1回)でしっかり分析を継続してまいります」