家庭で使われるプロパンガスなどの料金高騰を受けて、宮城県は9月から利用料金の値引きを行うと発表しました。

 助成は国の臨時交付金を使い、家庭用プロパンガスを契約する人などを対象に1契約につき利用料金から最大で2400円を値引きします。

 値引きは9月から11月の間の原則1回で、ガスの販売業者を通じて行われます。申請は必要ありません。

 都市ガスや電気料金をめぐっては、エネルギー価格の高騰を受けて1月から国が補助金を出してきましたが、家庭用プロパンガスを含むLPガスについては直接的な抑制策はありませんでした。

県は「生活に影響を受けている利用者の負担軽減につなげたい」としています。