盲導犬の役割や障害のある人との関わりを学んでもらおうと、日本盲導犬協会による訪問授業が宮城県松島町の小学校で行われました。

 盲導犬をPRするために松島第五小学校を訪れたのは、ラブラドルレトリバーのラス君です。

 訪問授業では3年生7人が、障害物や足場の危険を察知して伝える盲導犬の役割や、盲導犬が活動中に気を取られないよう声を掛けたり触ったりしないなどの注意点を学びました。

 児童「盲導犬が障害物を避けたり、実際に見てみてすごかったです」

 日本盲導犬協会豊田まどかさん「視覚障害は特別な人という見方をするのではなく、誰もが困った時には助け合うとか、日常生活で不便を感じた先で工夫をするということが当たり前だということに気づいた上で、助け合う、お互い様の社会になればいいなと思っています」

 宮城県では2023年度、21頭の盲導犬が活動しているということで、日本盲導犬協会では盲導犬学校キャラバンとして、宮城県24の学校で訪問授業を予定しています。