医療機関から離れた山間部などからの救急搬送に備えて、救急車とドクターヘリの連携を確認する訓練が行われました。
訓練は、山間部付近の住宅で女性が胸の痛みを訴え倒れたという想定で行われました。救急隊が臨時ヘリポートとなっている小学校の校庭に救急車で患者を搬送すると、ドクターヘリの医師や看護師に患者の情報を引き継ぎ、ヘリに収容するまでの手順を確認しました。
仙台市泉消防署高橋宗弘副署長「これから秋の行楽シーズンを迎えますので、万が一事故等によるけがが発生した場合や急病の場合は、ためらうことなく119番通報していただくようお願いいたします」
2022年度に宮城県ではドクターヘリの出動が357件あり、救急車との連携を深めることで救命率の向上が期待されています。