26日朝、宮城県・石巻魚市場でまとまった量のサバの水揚げがあり魚市場は「シーズン到来」を宣言しました。記録の残る過去10年で最も遅いシーズン到来です。
26日朝、石巻魚市場にはまき網船5隻が入港し岩手県沖で取れたサバ212トンが水揚げされました。
この中には500グラム前後と大型で脂の乗りの良い、「金華さば」の条件を満たしたものも含まれ、魚市場はシーズン到来宣言を発表しました。
2022年より24日遅く、記録の残る過去10年では最も遅い宣言となりました。
サバの巻き網漁の水揚げは減少傾向にあり、石巻魚市場では5年前はおよそ3万2500トンでしたが、2022年は1万500トン、2023年は先月末まででわずか3000トンにとどまっています。
石巻魚市場佐々木茂樹社長「あさってで仕事納めなもんですから、ほんとに焦ってはいましたけれども、ようやく金華さばの「シーズン到来宣言」ができまして今のところほっとしてます」
「金華さば」の水揚げは2024年2月ごろまで続くということです。