写真や映像を使って110番通報ができるシステムの普及へ向け、宮城県警がデモンストレーションを行いました。

 県警は2022年10月から、スマートフォンで写真や映像を使って通報ができる110番映像通報システムを導入しています。更なる普及に向けて、通報のデモンストレーションを報道向けに公開しました。

 「状況をライブ映像で撮影して、警察に送ることは可能ですか」「大丈夫です」

 通話だけでは状況把握が難しい事件や事故の場合、スマートフォンに警察からのショートメッセージが届き、記載されているURLを開くと写真や映像を送ることができます。

 操作の煩雑さなどから前年の利用は約170件にとどまっていて、県警は積極的な利用を呼び掛けています。

 県警通信指令課高橋幸浩課長「110番通報だけでは現場の状況がよく分からない場合に通報者の方から映像を送っていただくことで、迅速で的確な初動活動を推進できる」