宮城県名取市の宮城県警察学校で卒業式が行われ、37人が警察官としての一歩を踏み出しました。
卒業を迎えたのは、2023年4月に入校し10カ月間にわたって警察官の職務に必要な実務や法律などを学んだ長期課程の37人です。
式では卒業生に辞令が交付され、砂町朗学校長が「前例にとらわれず創意工夫を凝らして、県民の期待に応えてほしい」と述べました。
これに対し、卒業生代表の畠山和幸さんが決意を述べました。
卒業生代表畠山和幸「警察学校で培った誇りと使命感を持ち、宮城県警察の組織の一員として安全安心な地域社会の実現のために全力で職務に当たることを固く誓います」
山王沙耶さん「同期と過ごした時間や集団生活の大変さ、厳しさをすごく学んだ10カ月間でした」
卒業生は、宮城県10カ所の警察署に配属され、2月には交番での勤務に就くということです。