東京株式市場の日経平均株価が4日、史上初めて4万円を超えました。今後の株価について専門家は上昇基調が続くとの見方を示した上でリスクも指摘します。
日経平均株価が4万円の大台に乗った理由について、七十七証券の大高育也営業本部長は、好調なアメリカ経済が影響していると話します。
七十七証券大高育也営業本部長「アメリカ経済が想定よりもいい。むしろ落ちない。中国の株とかが足踏みしてしまっているので、アジアで見た時に日本の株は買いやすい」
景気は本格回復に向かうのか、注目点は株高の一因である日本企業の好業績が賃金の上昇にどれほどつながるかだと指摘します。
七十七証券大高育也営業本部長「賃金が上がって、私たちサラリーマンを含めて一消費者でもあるので物を買える、色々な消費ができると分かれば好循環につながっていく」
今後の株価については上昇基調が続くとの見方を示した上で、リスクも指摘します。
七十七証券大高育也営業本部長「ロシアとウクライナの問題も含めて、地政学のリスクが非常に高まっている。投資家の意識が偏っていった時は株価下落の可能性はある」