1日から春の火災予防運動が始まりました。仙台市の若林消防署では、地元の高校生らが書道パフォーマンスを披露し火の用心を呼び掛けました。

 若林消防署で書道パフォーマンスを行ったのは、聖ウルスラ学院英智中学校高校の書道部員や卒業生ら7人です。

 はかま姿の生徒らは太鼓の音に合わせて筆をふるい、縦3メートル横4メートルの大きな紙に「大切なのは心がけ」「火迺要慎」などの文字をしたためていきました。

 「どんな未来になって欲しいかとか、消防士の皆さんの思いを話し合いの中でお聞かせいただいて作らせていただきました。自分たちの中でのベストは出せたのかなと思います」

 仙台市では2024年、3月3日までに49件の火災が発生し1人が死亡しています。 仙台市若林消防署西條和弘予防課長「空気が乾燥して火災の起こりやすい季節を迎えます。この機会にご自宅に設置してある住宅用の火災警報器を点検していただきますようお願いしたいと思います」

 完成した作品は、若林消防署に展示されます。