東北でのスポーツビジネスを考えるシンポジウムが仙台市太白区のkhb本社で開催され、東北のプロ3球団が地域や他の産業と取り組んでいるビジネスについて成果を報告しました。

 JTB仙台支店が主催したシンポジウムには、関係者など約80人が参加しました。
 スポーツ庁が進める事業の一環でスポーツ団体と他の産業が連携し、新たなビジネスを生み出すことで地域の課題解決にもつなげる狙いがあります。

 B1仙台89ERSと秋田ノーザンハピネッツ、J1モンテディオ山形のプロ3球団の担当者が登壇し取り組んだビジネスについて報告しました。

 仙台89ERSの成田健太郎常務取締役は、東京都の企業と連携して制作しているデジタルマップについて実証実験を行っていることに触れ、地元商店街の活性化にもつなげたいとスポーツビジネスの可能性を語りました。

 仙台89ERS成田健太郎常務取締役「地域あってのプロスポーツという位置付けですので、最終的には地域の皆様と双方向でうまく持っている財産を共有できるようなサービスの地図に仕上げていけたら良いよねっていう方向になっている」

 各チームは今後、更に1年をかけてブラッシュアップしビジネス化を進めていくということです。