仙台厚生病院が仙台市青葉区の東北大学雨宮キャンパスの跡地に移転し、7日から全面的に業務を開始しました。

 青葉区の広瀬町から堤通雨宮町の東北大学雨宮キャンパス跡地に移転した仙台厚生病院では、記念のセレモニーが行われました。

 新たな病院は地上9階建てで、409床全てが個室です。敷地面積はこれまでの約3倍の4万1262平方メートルとなっています。

 中野玲那記者「iPSと名付けられている部屋に入ってみますと、今は何もありませんが今後の医療の発展に合わせて検査室や医薬品の倉庫としても使えるようになるということです」

 新たな医療機器の導入などを見込んで、用途を限定しない部屋も設けられました。

 仙台厚生病院目黒泰一郎理事長「心臓血管、呼吸器、消化器の3領域に医療資源を集中して、新病院になってもこの基本方針は変えずにさらに磨きをかけて力をつけて地域医療に貢献したい」