線状降水帯による大雨や台風の接近が増えるこれからの時期に備え、自治体職員らが迅速な対応を検討するワークショップが開催されました。

 宮城県や仙台管区気象台、東北地方整備局などが自治体の防災対応力を高めようと開催しました。

 仙台市や気仙沼市など14の自治体から防災担当の経験が浅い17人の職員が参加し、超大型で猛烈な台風が接近するという想定で適切な対応を検討しました。

 自治体職員らは、気象台の職員に雨の予報を確認するなどして避難所を開設する場所や日時などを決めていきました。

 気仙沼市危機管理課齋藤捺実さん「専門家の方のご意見が一番正確な情報かなと思いますので、実際の対応の時も是非活用したいなと思いました」

 仙台管区気象台地域防災推進課佐藤淳課長「宮城県や東北地方整備局が支援できることを学んでいただきまして、横の連携も使ってしっかりと住民の皆さんの安全安心を確保できるように対応していただければと思います」