交流戦単独首位の楽天イーグルスは11日、交流戦打点トップの小郷の一打で巨人に劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めました。球団創設20周年の節目に交流戦初優勝も見えてきました。

 4カード連続勝ち越しの楽天は3点を追いかける3回に連打でチャンスを作り、村林がレフト前へのタイムリーを放つなどこの回2点を入れ1点差に詰め寄ります。

 ところが、4回に先発ポンセが捕まります。2アウト1塁2塁で丸にライトスタンドへの3ランを浴び、4点を追いかける展開となります。

 嫌な流れを変えたのが、不調でベンチスタートが続き7試合ぶりにスタメン復帰した浅村でした。8回ノーアウト1塁で1カ月ぶりとなるホームランで2点差に迫ります。

 9回、更に1点を返し2アウト満塁で交流戦打点トップの小郷が初となるサヨナラタイムリー。劇的な逆転サヨナラ勝ちで交流戦単独首位をキープです。

 小郷裕哉選手「サヨナラヒットは初めてなので最高です。球団初の交流戦優勝がかかっているので応援よろしくお願いします」