20年ぶりとなる新しい紙幣の発行が3日から始まります。1万円札の顔となる渋沢栄一の地元では、カウントダウンイベントが開催されました。

 新しく1万円札の肖像画に採用された渋沢栄一の出身地である埼玉県深谷市では、2日夜からイベントが行われていて、新紙幣発行を祝うお祭りムードに包まれました。

 1万円、5000円、1000円の新しい紙幣は偽造防止の強化などを目的に3日から流通が始まり、ゆかりの地などで式典やイベントなどが開かれる予定です。

 紙幣としては世界初となる肖像の3Dホログラムが使われているほか、これまでの紙幣よりもさらに複雑な透かしが入るなど、新しい技術が採用されています。