ロシア軍がウクライナの複数の都市に大規模なミサイル攻撃を行い、37人が死亡しました。ゼレンスキー大統領は「報復する」と強調しています。

 地元メディアなどによりますと、ロシア軍は8日午前、ウクライナ各地をミサイルで攻撃しました。

 子ども3人を含む37人が死亡し、少なくとも170人がけがをしました。

 今年最大規模の攻撃で、キーウ市内ではウクライナ最大の小児病院などが攻撃されたほか、変電所や幼稚園など複数の都市で合わせて100近くの施設が被害を受けたということです。

 ロシア国防省は8日、「ウクライナの軍事施設と空軍基地に対する攻撃だ」と主張する一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアに報復する」と強調しました。