地域を支える水産業に関心を持ってもらおうと、宮城県南三陸町で小学生の地引き網体験会が行われました。

 南三陸町の長須賀海岸で行われた地引き網の体験会には、地元の名足小学校の全校児童52人と漁師らが参加しました。

 体験会は地域を支える水産業に関心を持ってもらおうと、30年ほど前に始まりました。

 児童らは、海岸から100メートルの沖合に仕掛けられた網を、一生懸命引き上げていきます。

 網に掛かったのは魚など約40キロで、中にはこんな生き物も。小さなウミガメです。

 児童「珍しい魚がたくさんいたので良かった。名足の海はとても豊かなんだなと思いました」「やっぱり魚がいっぱいいて、きれいな海に親しめている環境がとてもうれしかったです。きれいな海をしっかり守って、次の人たちにも伝えていきたいと思いました」