宮城県警の職員を対象とした特別講話が開催され、元警察庁長官が国民の信頼を得ることの重要性を説きました。

 県警は毎年、職業倫理意識の向上のための特別講話を開催していて、今回は元警察庁長官の金高雅仁さんが講演しました。

 金高さんは、警察職員による不祥事によって捜査協力を得られなくなり治安が悪化した事例などを説明しました。

 その後、反省を元に制度改革などを行ったことで治安の良さと警察への信頼を取り戻したとして、日々正しい姿勢で職務に当たることが信頼につながると訴えました。

 県警職員「当時の当事者の方からお話を聞く機会は初めてだったので、どのような思いでここまで立ち直ってきたのかは非常に興味深く聞かせていただきました」

 講話の様子は録画配信し、全ての職員に共有するということです。