災害が起きた際に宮城県職員などの活動拠点としてキャンピングカーを活用するため、県と一般社団法人日本RV協会が協定を結びました。

 協定は、災害が発生した際に県職員やボランティア団体などの活動拠点を確保するため、県が日本RV協会に要請し協会加盟の全国の会社がキャンピングカーを提供します。

 キャンピングカーにはトイレやガスも完備されていて、活動拠点として有効だということです。

 県の担当者は、能登半島地震では県が派遣した応援職員が寝泊まりする場所の確保に苦労したと話しました。

 宮城県防災推進課三浦雅課長補佐「業務が終了した後に会議室で寝袋で寝ていたというようなところがございました。プライバシーも無い状況で体を休めることもなかなか厳しい状況だったのかなと」

 協定により、宮城県の各市町村も県を通してキャンピングカーの提供を要請することができます。

 村井宮城県知事「全国でどこでも貸し出していただけるということでありますから、安心して職員を派遣させたいと思っております」