東京・中野区の違法マッサージ店で、在留期間を過ぎて不法残留していたベトナム人らを働かせたとして中国籍の経営者の夫婦が逮捕されました。

 違法マッサージ店「健楽」などの経営者、金双華容疑者(39)と夫の馬鶴容疑者(39)は、先月から今月にかけて不法残留のベトナム人ら5人を店で働かせた出入国管理法違反の疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、「中野のマッサージ店で働くベトナム人のビザが切れている」と情報提供があり、事件が発覚しました。

 2人は「逮捕の事実は納得いかない」「オーバーステイと知らなかった」などと容疑を否認しています。

 店は年間およそ3200万円を売り上げていたとみられています。

 ベトナム人ら5人も不法残留をしたとして現行犯逮捕され、容疑を認めています。