外国人の不法残留を防止しようと東京・羽田空港で警視庁がプロレスラーの永田裕志選手らとともに利用者らに協力を呼び掛けました。

 プロレスラーの永田裕志選手や本間朋晃選手は12日、羽田空港の国際線ターミナルを利用する外国人らに向けて外国語で書かれたビラを配り、不法残留の防止などを訴えました。

 出入国在留管理庁によりますと、1月1日時点で不法残留の外国人の数は約7万9000人となっていて、去年と比べて12%増加しています。

 警視庁は不法残留の外国人を雇用した側も罪に問われる可能性があるとして注意を呼び掛けています。