マッチングアプリを使い集めた大学生らにマルチ商法の勧誘を続けたなどとして4人が逮捕された事件で、グループの勧誘担当3人が書類送検されたことが分かりました。

 坂本新容疑者(30)ら3人は、マルチ商法で都の業務禁止命令中に勧誘を続けたなどの疑いが持たれています。

 奥寺大容疑者(28)も実質的役員として業務を行ったなどとして逮捕されました。

 その後の捜査関係者への取材で、マッチングアプリで集めた大学生の勧誘などをしていた20代から30代の男女3人が、特定商取引法違反の疑いで書類送検されたことが分かりました。

 警視庁は、集めた8億円以上のうち5800万円ほどが坂本容疑者に渡り、高級マンションなどの費用にあてられていたとみています。