■暑すぎて…もう“マツタケ入荷”

 焼いてもおいしい、鍋に入れてもおいしい。土瓶蒸しにしてもおいしい高級食材の「マツタケ」。“秋が旬”のイメージがありますが、11日に岐阜県高山市では早くもマツタケが初入荷。

高山水産青果 古里淳朗さん 「(初入荷は)早い方。今まで一番早いもので7月8日があるが、それに続くぐらいで2番目、3番目に早い」

 この時期とれるものは「夏マツタケ」と呼ばれ、乗鞍岳の麓で取れたマツタケ10本、合わせて470グラムが1箱5万円で落札。

 例年より早い入荷になった理由については最近、飛騨地方は日中暑く、適度に雨が降り朝晩の気温が低いというマツタケの生育に適した天気だったためとみられます。

■夏なのに野菜・果物も育ちすぎ

 例年より販売時期が早いものは他にも。

八百屋・たこ焼き 壮 青果担当 町田翔哉さん 「サイズがすごく大きい。味は良くなっている、今年。日光をいっぱい浴びて、その分、味が濃くなっている。今だと愛知の猿投のモモ」

 今が旬のモモが2玉842円で販売。

八百屋・たこ焼き 壮 青果担当 町田翔哉さん 「大きくなっていて、味はすごく濃くておいしいけれど、店に出回る時期が本来より短い期間になるので、あるうちに早めにおいしいものを食べてもらった方がいい」