同居する父親を刃物で刺して殺そうとしたとして、塩釜署は13日、宮城県多賀城市笠神5丁目の無職、鈴木永康容疑者(48)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、発表しました。父親は搬送先の病院で死亡していて、警察は容疑を殺人に切り替えて捜査する方針です。

 警察によりますと、鈴木容疑者は12日午後7時ごろ、自宅で、同居する父親の隆夫さん(72)の首を刃物で刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。家族からの通報を受けて駆けつけた警察官が、倒れた父親のそばにいた容疑者を現行犯逮捕しました。隆夫さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。

 警察は「捜査に支障がある」として、容疑者の認否を明らかにしていません。