NATO=北大西洋条約機構の首脳会議で採択された首脳宣言を巡り、北朝鮮が「最も強く糾弾する」と談話で反発しました。

 朝鮮中央通信は13日、NATO首脳会議を受けた北朝鮮外務省報道官の談話を公開しました。

 北朝鮮について「ロシアへ直接、弾薬などの軍事支援を行っていて、ロシアの侵攻をあおっている」などと非難したことに対し、「自主的な主権国家の合法的権利を損なう不法文書」「新冷戦と軍事的対立をあおる対決綱領」として「最も強く糾弾する」と主張しています。

 そのうえで、「我々は迫る重大な脅威を見過ごさず、さらに強力な水準の戦略的対応で侵略と戦争の脅威を抑止する」と対抗姿勢を示しています。