羽田や成田空港などを管轄する東京税関トップの税関長に原田健史氏(59)が就任し、「国民の安全な生活のため厳格な水際取り締まりに努める」と意気込みを語りました。

新東京税関長 原田健史氏 「(東京税関は)日本の税関行政をリードする税関だと思っている。国民の皆様が安全安心に生活できるよう、引き続き厳格な水際取り締まりに精一杯努めて参りたい」

 原田健史氏はこれまでに関税局管理課長や、ドイツ・フランクフルトの日本国総領事館の領事のほか、日本政策投資銀行取締役常務執行役員などを歴任し、新たに東京税関の税関長に就任しました。

 会見では、成田空港で滑走路が新設される計画にも触れ「税関を取り巻く状況が大きく変わっている。将来を見据えた的確な対応をしていく」と語りました。