仙台高等検察庁の新たな検事長に中村孝氏が就任し、国民から信頼を得られるようにしたいと抱負を述べました。
中村孝氏は、福岡県出身の61歳です。九州大学法学部を卒業後、最高検察庁の刑事部長、横浜地検の検事正を歴任し東北6県の検察を管轄する仙台高検のトップ、検事長に就任しました。
中村氏は8日の就任会見で「適正公平な事件処理に努め、国民の皆様から信頼を得られるようにしたい」と決意を述べました。
法務省が導入を目指している捜査や裁判など刑事手続きのIT化についても触れ「資料のデータ化を進め業務効率の改善を図りたい」と話しました。