ヨーロッパの国々が安全保障などを話し合うヨーロッパ政治共同体の首脳会議が開かれ、ウクライナのゼレンスキー大統領は「平和のために共同の努力が必要」と各国に団結を訴えました。

 イギリス・オックスフォード近郊のブレナム宮殿で18日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて設立されたヨーロッパ政治共同体の首脳会議が開かれました。

 EU(ヨーロッパ連合)や、その周辺国の首脳らがウクライナ支援やヨーロッパへの不法移民の増加などについて議論しました。

 ゼレンスキー大統領は「ロシアはヨーロッパの分断に失敗した」と指摘し、各国の首脳らに「皆さんの勇気が決定的なものとなり得る」として、さらなる団結を求めました。