メキシコから海上コンテナを使って覚醒剤約531キロを輸入した疑いで男3人が逮捕されました。末端価格は約350億円で、横浜税関としては過去最高額の摘発となりました。

 千葉市の自称飲食店経営・内山達生容疑者(40)とメキシコ国籍のフアン・レジェス・チャベス容疑者(49)ら3人は2月、メキシコから海上コンテナ貨物を利用して覚醒剤約531キロを輸入した疑いが持たれています。

 警察によりますと、覚醒剤は「パームオイル」として申告されていたコンテナの中に隠されていましたが、麻薬探知犬とX線検査により発見されました。

 末端価格は約350億円で、神奈川県警と横浜税関が摘発した覚醒剤の量としては過去最高額になるということです。

 警察は取り調べに支障が出るとして3人の認否を明らかにしていません。